2013年3月29日
こんにちは院長です。
今回は歯周病の治療について説明します。
医学的には色々なやり方がありますが、日本における保険治療に沿って説明します。
まずは、スケーリングと言って歯ぐきの上に見えている(実際は若干歯ぐきより下に入れることが多いです。)歯石の除去をしていきます。
当院では超音波スケーラーもしくはエアスケーラーと呼ばれる器具で行っています。
当院で使用しいている、上がエアスケーラー(カボ社製)、下が超音波スケーラー(P-MAX)です。
2つの違いは一長一短あり、症例によって使い分けますが、いずれにせよ熟練した歯科医師もしくは歯科衛生士が適度なパワーで使用する必要があります。
比較的浅いポケットであれば、歯石を取り歯肉の炎症が治まったら、治癒してきますので、治りを考慮して1週間前後で(医学的には10日程)再度ポケットの検査を行います。
残った深いポケットはSRP(スケーリング&ルートプレーニング)と呼ばれる処置を行います。
次回はその説明をします。